高山市 T様邸 古民家再生事例

ようこそ我が家へ|ここにいる事が楽しい

受賞

  • 2005年
    全国リフォームデザインコンテスト
    【全国優秀賞】
    (中)日本増改築産業協会主催
  • 2004年
    全国リモデルスタイル作品コンテスト
    自由テーマ部門 【優秀賞】
    TOTO・大建工業・YKK主催
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【築100年】
完工年月 平成16年8月
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生活の主体となる場所は古民家を意識せず改築したい

築100年の旦那様専用の玄関が残る格式の高い家。代々治療院を営まれていた家は、村民にも思い出深い家。施主様のそんな想いから改築を決められました。 殆どがライフスタイルとは合わず、『寒い』『暗い』『使い勝手が悪い』など我慢を強いられてきました。玄関まわりや座敷はこのままで、しかし生活の主体となる LDK・水まわりは古民家を意識したくないという要望でした。

古民家特有の不便さを解消

古民家の特徴でもある「家の中央が暗い」「部屋の4面とも建具で壁がない」「段差がある」・・・。これらを色使いや照明、収納力などを折り込んでご提案しました。

■玄関
玄関戸は現在より3尺奥に控えて両引き分け戸に、土間は「たたき」仕上げとして存在感のある旦那様専用の玄関と家屋全体のバランスをとりました。既存のよろい壁を活かしながら一面FIX窓を入れる事で、昼間は自然光が入り夜は中からもれる明かりが長いアプローチを照らし暗い玄関を解消しました。

内部はお客様用と家族用に上がる場所を2ヵ所に分け家族用には隣接して玄関収納部屋を設け生活臭さを排除しました。玄関正面は居間入り口だったが飾り床を設け下部は花器や掛け軸、スリッパを収める家具にしてプライベート空間との区画を図りました。

■LDK
閉鎖的だった居間・台所を要望とライフスタイルに合わせワンフロアにし、明るい色使いと収納家具でメリハリのある空間にしました。太マス格子の建具で和風を意識した玄関とのバランスを図りLDKのアクセントにもなっている。多忙な奥様の為に家事動線内に「ちょっと○○したい」ができる「私の空間」を設けました。またパントリーを隣接してあるので家事動線は最短となりました。

Before


内部はお客様と家族用に上がる場所を2ヵ所に分け、家族用側には隣接して玄関収納部屋を設け、生活臭さを排除した。

Before


天井と壁は漆喰を塗り、一部に竹を用いて煤けた構造材とのコントラストを図りました。
また、工事で撤去した玄関式台を加工しベンチを設けました。

Before

「トイレっぽくないトイレがいいな・・・」娘さんのそんな一言から生まれました。
主照明を設けず間接照明のみとし、柔らかい落ち着いた空間に演出。
将来の介護も考慮し広めのスペースを確保。
深夜のトイレ時に照明で目が覚めてしまう事がない様に、深夜時はカウンター下部の照明人感センサーで点灯。



玄関は和のたたずまいを忘れない玄関ホールとなりました。


庭は落ち着きのある照明と家の優しい光でぬくもりのある空間となりました。








お客様の声

「家族の時間は合わないけど、でもここにいる時間が多くなったのよ」「お客様がトイレに入ると、なかなか出てこられないの」「明るいし暖かくて嬉しい」。 ご主人さまが嬉しそうに話してくださいました。