高山市 K様邸 古民家再生事例

すろ~らいふ

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【築100年】
完工年月 平成18月8月
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水災害にあっても負けない家に 。古民家らしい家に。

2004年台風23号がこの家を襲った。床上90cmの被害。
我が家を今後どうしようか?残すか、壊すか、移るか しかし随分と痛んだものだ
でも、この傷やこの汚れは「懐古できる唯一の足跡」 もうすぐ定年。この家で宮川をゆっくり眺めながら「スローライフ」ってやつを過ごしてやるか

【きっかけ】
水災害にあったから
【要望】
水災害にあっても、負けない家に
古民家らしい家に

水災害にあって増改築を決意

今回のような災害が将来おきても、浸水被害を受けないように「建物自体を1m以上上げる」 解体時に発生した柱、梁などの古材は、改築部の構造材や化粧材として再利用する 2人暮らしという生活スタイルに合った間取りである事になりました。使われていなかった囲炉裏を再現して、友人と囲炉裏を囲み語らうスペースに、窓には2年前に暴れた宮川を映る雪見障子になりました。

キッチンに立つ奥様は酒の肴を作りながら一緒に会話ができ、料理が出せます。床板をめくると床板の厚みは55mmもあり丁寧に外し洗い塗装を施し再利用しました。梁は既存の梁と古材再利用を組み合わせて表しました。

Before


LDKをコンパクトにする事で、奥様の作業動線を少なくしました。
床は全て再利用したもの。丁寧に外して、洗って、優しい塗装を施しました。レトロな空間にする為、照明器具はその時代によく使われてた物と類似した物を採用。
骨董好きなご主人のコレクションを飾る為のカウンターを壁面に用意。



Before


定年後は友人を招き、お酒を楽しんでいただくために囲炉裏を復活させました(以前もここにあったらしい)
友人を気軽にお招きいただく為の工夫として、囲炉裏部屋との境に再利用の建具を一枚設けてあります
「おう、よう来たな。まあ上がれよ!」てな具合に。

Before

建物を1m10cm上げました。
上げた事により浸水被害を防げますが、更に正面にある宮川の眺めがよくなりました。


こだわりのある照明と和テイストの玄関がよくマッチしていてぬくもりのある空間をつくりだしています。


時間を忘れてしまいそうに安らげる空間となりました。